エデン日和

現役ライターが、普段書けない駄文を徹底的に公開するブログ

ゴッホの「ひまわり」を落札した安田火災はどうなったの?

バブル景気時には、企業は「メセナ(企業による芸術・文化支援活動)」の一環として、有名な画家の絵を買い漁っていた。安田火災ゴッホの「ひまわり」を58億円で落札。大昭和製紙ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を119億円、ゴッホの「医師ガシェの肖像」を125億円で落札した。日本オートポリスピカソの「ピエレットの婚礼」を75億円で競り落とした。

 

華々しい企業活動ではあるが、それぞれの企業がその後どうなったのか見てみる。安田火災は2002年に日産火災と合併して損害保険ジャパンになり、2014年に日本興亜損保とさらに合併して損害保険ジャパン日本興亜SOMPOホールディングス傘下)となった。大昭和製紙は2001年に日本製紙と事業統合。日本オートポリスは1992年に倒産している(サーキット場は現在も運営中)。

 

いくら金余りとはいえ、事業に関係のない美術品を購入するのは本末転倒。従業員に還元していたら経済も回ったのにと思わずにはいられない。