エデン日和

現役ライターが、普段書けない駄文を徹底的に公開するブログ

10代の頃、イオンには夢があった。そして30代、再びイオンへ。

私は10代まで田舎に住んでいました。当時はイオンに行くのがとても楽しく、週末は必ず遊びに行っていました。イオンではサーティワンアイスクリームを食べ、プライベートブランドの洋服を買い、ゲームセンターで遊戯に興じました。地元にイオン以外行くところが無かったということもありますが、10代の私にはそこに娯楽を感じていたのです。

 

大学に入り、私はイオンを卒業しました。そしてお台場のダイバーシティ、幕張のアウトレットモール、三越高島屋などの百貨店にデビューします。特に買うものは無くても、そういった施設を歩いているだけで幸せな気分になりました。

 

社会人になり、今度は二子玉川高島屋や空港の免税店などにデビュー。この時期になると、ようやく購買をするようになります。社会人1年目に買ったセイコーの●●万円の時計は、今もなお大事に使っています。

 

ところが30代に入り、再びイオンに足を運ぶようになりました。重い荷物を運べなくなった親に付きそう形で、親とイオンに行く機会が増えたのです。500mlの缶ビールケース数個を運ぶのが、我が家では私の役目です。

 

 10代で卒業したイオンに30代でまた通うようになったのは、結婚して家族を持ったことも関係しているのではないかと思います。世代が下ったのでしょう。イオンという存在は、家族に優しい。家族が欲するものはほぼ手に入ります。逆に、20代の独身者にとっては、専門店のほうが魅力的に映る。だから足が遠のいていたのではないかと思います。お店側も、家族を意識して陳列しているような節があります。だって、入り口にママチャリを陳列する時点で、ファミリー向けなのは明白ですから。

 

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そんな風に考えてみると、田舎の20代はどこに買い物に行けば良いのかという話になります。主要都市が近くにある町なら買い物に行けるでしょうが、田舎のまた田舎である場合にはどこにいけばいいのか…。ちなみに私の地元では、主要都市までバスで1時間かけて買い物に行っているようです。

 

…だからネットショッピングが流行るのか!と、いま一人で早合点したところでした。これからは地方もどんどん人がいなくなっていきますし、お店も統合されていくでしょうから、ますますネットショッピングを利用する人が多くなりそうですね。

 

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10代の頃、イオンには夢がありました。そして30代、ふたたびイオンに取り込まれている自分がいます。その後の人生も、イオンと共に過ごしていくような気がしてなりません。これが、地方に生まれた人の宿命なのです。