エデン日和

現役ライターが、普段書けない駄文を徹底的に公開するブログ

文章を書くと「胆力」が鍛えられるという話

作家・曽野綾子さんの本に、こんなエピソードがありました。

作文は、自分が何をどう感じ取ったかを書く訓練ですから、それに対して他人がどう思うかという葛藤なり、衝突なりが伴います。それで褒められることもあれば、貶められたり、馬鹿にされたりもするわけですが、他者を通した結果を受け止めることで、自分を見つめることができる胆力も鍛えられます。作文能力、表現力というのは、一種の武器なんですよ。武道と同じように。

 

曽野綾子「人間の基本」

 

 

文章を書く意味。私個人としては、まさに「他者を通した結果を受け止めることで、自分を見つめることができる」ことにあると思います。日記も良いんですが、他者目線が無いですよね。なのでフィードバックが得られない。だからこそ、こうしてブログに書いてPVなりはてブ数なりコメントなりを見ながら、内省をしているわけです。

 

某メディアに書いていると、それこそサンドバックのように叩かれます。あまり大きな声では言えませんが、大炎上したこともあります。さすがに叩かれることには慣れましたが、当初は誹謗中傷に耐えられなくて辛い思いをしたこともあります。

 

でも、叩かれることで「胆力」が鍛えられるんですよね。批判に強くなる。炎上すると萎縮して尖った発言ができなくなることもありますが、そこで気後れしないで発言し続ければ、結果として自分を強くすることになるんですね。これは文章を書くことの効用だと思います。

 

もちろん尖った発言で誰かを貶めたり傷つけたりしてはいけない。この点を注意しながら、記事を書いていきたいですね。