エデン日和

現役ライターが、普段書けない駄文を徹底的に公開するブログ

なぜ価格はイチキュッパが多いのか

電車内で英会話のイーオンの広告を見たんですが、英会話おためしレッスンが19800円でした。10回のレッスンで1980円というのは安い気がしますが、個人的にはかつて通っていたベルリッツを推したいところです。

 

で、今回注目すべき点はレッスンの価格。19800円となっていますが、いわゆる「イチキュッパ」です。ガジェット・IT機器ではおなじみですが、なぜかイチキュッパという価格設定が多く見受けられます。派生としてサンキュッパもありますね。なぜイチキュッパが多いのか?疑問に思いました。

 

さっそくWikipediaで調べてみます(イチキュッパの項目)

イチキュッパとは、日本において、小売業が商品を販売する際に広く用いている、消費者の購買意欲を高める心理学的価格決定、端数価格効果の一つである。

 この端数価格効果というのが気になりますね。少し調べてみることにします。

例えば、本来「1,500円相当」の商品に「1,980円」と値段をつけた場合を考えてみましょう。

この場合、「480円も高くしやがって!」と怒るのではなく、「2,000円の商品を20円オマケしてくれたんだな♪」と考えてしまう消費者が大多数。

【端数価格効果】商品価格の端数を「8」にした巧妙な心理トリックとは? _ HOTNEWS(ホットニュース)

 本来1500円のものに1980円という価格を付けると、2000円の商品が20円引きになっているという錯覚が起きる。これを端数価格効果というようです。この効果、1980円/4980円/49800円などのように設定すると効果がありますが、1998円/4998円などのように設定すると効果が薄れるとのこと。

 

そういえばトイザらスやウォルマートでは「99セント」とか「1.99ドル」という価格設定が多いですよね。実はアメリカにおいては「9」という数字が端数価格効果を生じさせるのだそうです。

端数価格効果における端数は、日本の場合は「8」ですが、アメリカの場合は「9」となります。

【端数価格効果】商品価格の端数を「8」にした巧妙な心理トリックとは? _ HOTNEWS(ホットニュース)

 

なお、端数価格効果は スーパーでよく見られるらしく、以下のような事例もありました。

98グラムで98円の肉と100グラムで100円の肉が並んでいた場合、なんとなく98グラムで98円の肉を買ってしまう。 どちらも1グラム1円に変わりはないのだが、端数価格を設定された方が消費者に与える心理的影響は大きくなる。

消費者心理をコントロールする7つの心理的価格設定とその事例

 これはありますね。確かに98グラム98円のほうを選択してしまいそうです。個人的な体験談ですが、某スーパーで98円で売られていたペットボトル(2リットル)が、近くのドラックストアでは87円で売られていたんです。これはやられたな~と思いました。

 

英会話のイーオンは石原さとみを全面に出すPRだけではなく、端数価格効果を狙って価格設定していたんですね。ちなみに冒頭のおためしレッスンですが、19800円は税抜価格であり、税込価格は21384円となります(端数価格効果関係ないやんけ!)。