エデン日和

現役ライターが、普段書けない駄文を徹底的に公開するブログ

被検者になって川島隆太教授の研究室のデータの一部になったの巻

大学生の時、被験者のアルバイトをしました。被験者といっても新薬を飲むとかそういうのではなく、脳の働きをチェックするというもの。ある日、学生課をふらっと訪れた私は、今回の被験者アルバイトの求人票を発見。しかもあの「脳トレ」で有名な川島隆太教授の研究室が掲示したものではありませんか。日当も高かったので、さっそく応募してみることに。

 

応募条件を見ると、TOEICの点数で一定数を超えることが条件(たしか700点)でした。ギリギリOKだった私は携帯電話で研修室に連絡し、集合時間と場所を教えてもらいました。

 

実験当日。私は、医学部のある部屋の前にいました。その部屋は15畳くらいの広さで、CTスキャンのような機械が置いてある検査室のような雰囲気。私はその機械に仰向けに寝るように指示され、それに従い機械の中に入りました。VRゴーグルのようなもの(当時VRゴーグルはありませんでしたが)を顔に装着し、実験開始です。

 

実験は、目の前に出る英語の問題を解くというものでした。センター試験のように、4択の英語の問題が出題され、手に持ったコントローラーで正解を選択して問題を解いていきます。難易度はセンター試験レベルでしたが、CTスキャンの中にいるという緊張感で、あまりうまく答えられませんでした。

 

実験が終わり、部屋から出ると、日当を渡されました。その金額は、学生時代の私にとっては破格の金額でした。もともとコールセンターのアルバイトをしていたのである程度は稼いでいたのですが、その日当でニンテンドーDSを買おうと思いました。

 

日当を眺めてウハウハしていると、実験を行った方から「次は知能テストの実験があるんですが来ませんか?」と言われました。相変わらず日当も高いので、「やります」と即答し、後日知能テストも受けることになりました。

 

知能テストはSPI*1のような感じ。時間があれば正答率も上がるのでしょうが、時間制限があり且つCTスキャンの中で解いていくので、なかなかうまく答えることができませんでした。結果は教えてもらえないのでどのくらい当たっているかはわかりませんでしたが、何周かすれば攻略できそうな気もしなくはありませんでした。

 

ということで、脳みその実験台になったという話でした。実験台とはいえ、医学の研究に貢献できたのは光栄です。ニンテンドーDSの『脳トレ』ゲームには、私の脳みそのデータが使われているかもしれません(!)

*1:Synthetic Personality Inventoryの略。いわゆる適性検査。内定を取る人ほどSPIの勉強していない傾向がある。「早く回答すればするほど難易度が上がっていく」みたいな都市伝説があったが、本当はどうなんだろう。