エデン日和

現役ライターが、普段書けない駄文を徹底的に公開するブログ

ナインティナイン論。

お笑い番組は昔からよく見ていまして、特にナイナイ*1の番組をチェックしていました。97年~99年ごろのナイナイはまさに神でした。今は面白くないというわけではないのですが、この期間はナイナイの番組を見れば大笑いしていました。当時のナイナイの番組といえば、『めちゃ×2イケてるッ!(96年10月~)*2』と『ぐるぐるナインティナイン(94年4月~)*3』と『ナイナイナ(97年~)*4』と『ASAYAN(95年~)*5』と『ジャングルTVタモリの法則〜(94年~)*6』あたりでしょうか。めちゃイケが2018年3月に終わるので、続いているのはぐるナイだけになってしまいましたね…。でも、20年以上続く番組を2本(ちなみにラジオも20年半続いています)持っているというのはすごい。

 

ナイナイは役を演じるのがうまいんでしょうね。台本通りに進める感じが、制作者サイド*7に受けているのかもしれません。逆にアドリブに弱いところが難点。これについては、明石家さんまさん*8にも指摘されています。

 

ナイナイはしばしば上の世代との対立します(演出ですが)。明石家さんまさんやダウンタウンさん*9との絡みでは、よく殴られたり怒られたりしていますよね。大御所が出ると恐縮してしまっています。いいともグランドフィナーレ*10のときなんか、ナイナイは空気でしたもんね。。。しかし、その「上の世代との対立」という演出が「先生と生徒という関係性」「先輩と後輩という関係性」に見えるため、当時10代~20代の若者の共感を得たのも事実。ここでいう「先生」というのは明石家さんまさん、「先輩」というのはダウンタウンさんです。自分の番組ではのびのびとやっている(ように見える)ところが、学校や部活から解放された自分自身とシンクロしてしまい、思わずナイナイを応援したくなる…というわけです。

 

 そんなナイナイが活躍した『めちゃイケ』も、2018年3月に終了。21年半続いた番組も幕を下ろします。ナイナイは今後どういった活動をしていくのでしょうか?個人的には漫才をやって欲しいです。この前のめちゃイケの時*11のような、逃げネタではなく、しっかりとした正統派な漫才*12をやって欲しい。時折ルミネ*13に行くんですが、ブラックマヨネーズ*14や千鳥*15など今のバラエティを支える漫才コンビは必ず舞台に立っています。ルミネじゃなくても良いので、お二人の漫才ネタをもう一度見てみたい。それがナイナイファンとしての思いであります。

*1:90年結成。NSC9期生。天素吉本印天然素材)というアイドルユニットに所属していた。今もゴールデンに冠番組を持つ売れっ子である。結成1年で東京進出、6年目に土曜8時メインキャスト、14年目にFNS27時間テレビ総合司会というのは、ここ20年で一番の早出世といえる。

*2:フジテレビの看板番組。ナイナイの出世作でもある。新しい波(シンパ)→とぶくすりとぶくすりZ)→めちゃモテという系譜の集大成。グルメ企画ばかりが目立つようになった当番組だが、昔はコントが中心だった。筆者は「Mr.ヤベッチ」と「○○王は誰だ?」企画が好きだった。あとは「笑ってイケてる!?」という単発の企画もなかなか味わい深かった。

*3:実はかつては日曜に放送していた冠番組。今やグルメ番組だが、かつては身体を張った企画が多かった。ゴールデン進出後も有名人の自宅で鬼ごっこをするなど、挑戦的な番組であった。ゴチになりますの記念すべき第一回放送時に、出川がコーラを頼んでいたのが懐かしい(当時は飲み物も金額にカウントしていた)。

*4:低俗な番組。加地GPが当時Dとして参加しており、いまだにナイナイの二人から「加地くん」と呼ばれるらしい。

*5:もはやモー娘。を輩出した番組としてのイメージが強いが、前番組『浅草橋ヤング洋品店』の略だということは意外と知られていない。

*6:ナイナイの2人が「関東のお父さん」と敬うタモリとの共演作。『変身歌謡ショー』という、替え歌を作る企画が面白かった。

*7:めちゃイケ片岡飛鳥氏をはじめ、ナイナイは敏腕スタッフに恵まれる傾向にある。やはり運を持っている2人なのだろう。

*8:1974年に2代目笑福亭松之助に弟子入り。1980年代『オレたちひょうきん族』にて人気を不動のものにする。お笑い怪獣と呼ばれているが、これを言ったのは加藤浩次らしい。参宮橋に住んでいたというのは有名な話。

*9:1982年結成。NSC1期生。80年代ですでに人気者だったが、90年代に松本は『遺書』でベストセラー作家、浜田は小室哲哉プロデュースの歌手としてミリオンセラーと大ブレイク。『ごっつええ感じ』放送時に小学生だった私は、意味を理解せずに物真似をしていた。

*10:いいとも最終回の特番。昼放送とは別に、夜8時に放送。ダウンタウンとんねるず、松本と爆笑問題太田の絡みが話題となった。個人的にはヒロミとさまぁ~ず三村の絡みが面白かった。

*11:めちゃイケの中で一番面白いコンビは誰かを決めるという企画。ナイナイはテツandトモのパクリネタを披露し、評判が悪かった。

*12:今でこそナイナイのネタを見ることはなくなったが、92年にABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を受賞しているなど実力派漫才コンビでもある。

*13:ルミネtheよしもと」のことで、吉本興業の劇場。新宿駅直結の「LUMINE2」7階にある。大御所から中堅まで、それこそゴールデンで司会をやっているような人まで舞台に立っているので、なかなか見応えがある。客層も若者から中高年まで幅広い。

*14:2005年M-1グランプリ王者。大阪NSC13期生。関西でのレギュラーを持っていたため、M-1優勝までは全国ネットの番組への出演は少なかった。松本やビートたけしも評価する実力派コンビである。

*15:大阪NSC21期生。まさに2018年現在のバラエティを支える売れっ子コンビ。M-1THE MANZAIなど賞レースの常連だった。