エデン日和

現役ライターが、普段書けない駄文を徹底的に公開するブログ

はたちの貧血

ハタチの夏。僕は特別な経験をした――。

 

当時、住んでいた家は大学からは遠かった。むしろ中心街のほうが近かった。

だから、大学にはいったん中心街に出て、それから電車で大学に通っていた。

 

その日も僕は大学に通うべく、中心街に向かって歩いていた。

向日葵も喜ぶような気候。大学に行かずにソフトクリームでも食べたい気分だった。

 

中心街のアーケードを歩いていると、そこに一人の女性が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「○型の血液が足りていません!」

僕は○型だった。

 

てなわけで、ソフトクリームが無料で食べられる(!)献血をしてみることに。

血を抜くのは怖くはなかったんですが、献血ルームの階段を登るにつれて不安になってきました。なんせ、はじめての経験ですから…。

 

献血の手続きを済ませると、歯医者さんで見かけるようなリクライニングの椅子に案内されました。

 

係の方から「ここに寝てください」と言われ、指示に従いよっこらしょ。そういえば大学に行かないといけないとも思いましたが、「大学の講義に出ても、血を必要としている人は救えない!」という謎の論理で、そのまま献血をすることにしました。「400ミリ抜きますか?」と言われたので、「はい」と答え、400ミリの献上を覚悟したのでした…。

 

そして注射…。しかしここで事件が!

 

400ミリの血が抜けたとたん、立ちくらみ。めまいに襲われる始末!

 

「大丈夫ですか!」と係の人に言われ、そのままベッドで休憩。30分くらいは寝てたでしょうか?その後、なんとか立ち上がることができました。

 

いやあ、慣れないことはしないほうがいいですな。それ以来十数年、献血はしていません。

 

でも、ここで言っておきます。献血は必要であると。

血で血を洗う争いがこの世界から無くならない限り、献血は大切なものなのです。

 

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