エデン日和

現役ライターが、普段書けない駄文を徹底的に公開するブログ

ヘドニック・トレッドミル現象

「ヘドニック・トレッドミル現象」というものがある。これは、人は幸福感にすぐに慣れてしまい、時間が経つにつれて幸福感が失われてしまうことを指す。
 
あるアメリカの実験がある。アメリカ・イリノイ州に住む「宝くじに当たったばかりの当選者(しかも平均当選額は1億円)22人に「宝くじが当たったことでどれだけ幸せになったか」という質問をした。すると全員から「以前より幸せになった」と回答があったそうだ。
 
しかしその1年後、この22人に同じ質問をしたところ、「全体としての幸福度は変わっていない」と回答した。もちろん当選直後は、物を買ったり高級料理店に行ったりするなどして幸福度は高くなる。しかし、そういった幸福度は数カ月で消えてしまうようだ。これがヘドニック・トレッドミル現象なのである。
 
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こんな記事があった。

president.jp

人間には、急速に贅沢に慣れてしまうという「快楽順応」の能力があるらしい。これを止めるには、「感謝をすること」とある。…なんだか宗教っぽいが、「週に1度、感謝していることを3~5個日記につける感謝日記」というのは効果がありそうだ。システム手帳の隅にでも書いてみよう。

 

結婚して普通に会社に通って、田園都市線沿線に住む。両親は元気。平日は友達と飲み、休日は外食を楽しむ。それがいつの間にか当たり前になっていた。しかし、そんな状況は永遠には続かない。いつの日か終わりが来る。はじめのうちは幸福感にあふれていても、いつの間にか当たり前の日常になっているのだ。この当たり前の日常をしっかりと噛み締めたい。